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2026.05.01
持続可能な住まいとは?
建築費が高騰し、資材が入ってこない時代、
この問題は、建築業だけの課題ではありません。
住まい手の「住まいに対する意識」こそが、変わらねばならない。
「ユニットバスの納期が三ヶ月先です」になると
お施主さまは「困ります。なんとかしてください」
しかし本来、住まいとは何でしょうか。
カタログから選ぶ「商品」ではなく、
家族と地域と時間が育てる「文化」のはずです。
新建材で囲まれた均質な空間ではなく、
土地の気候風土に根ざした、その土地ならではの住まい。
この感覚を、私たちはいつの間にか失っているのかもしれません。
戦後の住宅政策と大量生産・大量消費の流れの中で
「家は買うもの」
「30年で建て替えるもの」
「最新設備が良いもの」
こうした価値観が、当たり前になってしまいました。
しかし、本当にそうでしょうか。
100年もつ古民家があります。
地域材で建てた家は、呼吸します。
左官の壁は、年を重ねるごとに味わいを増します。
こうした「住まいの本来の姿」を、住まい手にお伝えすること。
では、誰が伝えるのか。
日々の仕事の中で、私たちが住まいの本質を伝えていく。
提供する側が理解を深め変われば、住まい手が変わる。
住まい手が変われば、建築業が変わる・・・・。
建築業が変われば、地域が変わる・・・・・・。
「資材が入ってこない」
この困難は、実は私たち建築業にとって、本来の姿に立ち返るチャンスでもあります。
外に依存する建築業から、地域とともに育つ建築業へ。
道は険しいけれど、方向は見えています。
私たちは住まいの本来の姿を取り戻すことができるチャンスです。
つくり手と住まい手が、ともに学び、ともに育つ。
弥栄
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